素材の大事さ。

最近は撮影の立会いをする機会が増えてきました。
プランをしっかり立てておかないと後から厄介事が増えるので、出来るだけ撮影段階で後々起こる処置を先にしておきたい
立ち会って、かつその素材を扱うと勉強になる事ばかり。
例えばグリーンバックなどの撮影。
当たり前だが被写体などはピントがキチんと合っている素材でもらえるのがベスト、あとで合成がいかようにでもしやすいし、もちろんのこと抜きやすい。
しかし合成プレートをピンが合っている使い方をする訳でもないので、後処理用にボケのリファレンスは撮っておきたい。
動きがある物や、やや望遠気味のショットの時にピントをガッチリ合わせたいのであれば、カメラは必然的に絞る方向に持っていく。
がしかし絞るという事はモチロンの事、動いた時のブラー幅がでかくなる。
何故か。
単純にシャッタースピードが遅くなるから。
ブラーを出来るだけ除きたいのであれば絞りは開放に持っていき、シャッタースピードを速い方向に持っていく。
しかしピンが微妙になってくるので、その辺はセットアップをカメラさんの腕に委ねないといけない訳だ。
これが万が一ピン甘だと後後の作業が危険度万点になってくる。
CG屋さんは撮影では出来ないものを可能にするという夢を売る商売でもあるが、ピンが外れているのを救ったりというのはさすがに出来ない
素材の収録の仕方を間違えると、2~3人で終わる作業も10倍20倍の要員を割かなければいけなくなる。
これだけは避けたいものだ。
バン!と渡された素材が厄介な素材で、毎晩徹夜でマスク抜きや意味不明のマーカー消し作業をしているクリエイターが日本には多くいそうだ。
そしてその作業を武勇伝のように語っている人を見ると、失礼ながらププっときてしまう。
それは大仕事をこなしたわけではなく、仕事としては失敗だと思うから。
誇りのベクトルが完全にいかれている。
だから今後もそんな場面に直面した時に、出来るだけ色んな前処置のプランを打ち出せる勉強をしていきたいものだ。
CGの技術も進歩していってるので、いつになっても勉強する量は減らず、むしろ増えていってる。
オペレート出来てこそ前処置が出来るだろうから。
人の5倍ぐらい勉強しないと、一人前にはなれないんだろうな…。
一人前を目指してたら半人前で終わるのがオチだな。きっと…。
危機感はつのるばかり。



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