CGと35mmフィルムカメラの合わせ方など…

CGの画角設定がイマイチカメラとはちょっと違うなと思ってる方へ。3dsmax版
CGは望遠が一般ではありえない100,000mm(3dsmax)や3500mm(maya)まで設定出来てしまう為、混乱してしまいます
僕もCGを扱い始めた時は何がなんだか分からず、それを理解する為にカメラを持ち始めたのですが、その中で得た知識でmaxを解説すると
max_cameraset_02
レンダリングの設定画面でこんな画面が出てきます。
必要最低限しかいじった事ないですけど、よく見ると今ハマッてる6×6のブローニーサイズまで対応してるなんて素敵だなmax。
そして出力サイズをカスタムに設定したままだと、ピクセル数をHDサイズとか35mmに合わせても誤差が出てる事が判明。
完全に写真や映像とマッチさせたい場合には、それなりのセッティングが必要。
それを簡単に合わせてくれるのがドロップダウンリストでのセッティング。
max_cameraset_03
1.こちらで一般のフィルム写真と同じ35mm(24mm×36mm)に合わせます。
35mmで高さが24mmという表示になるのは単純にパーフォレーション(穴)の部分があるからです。
2.こちらで対角視度表示に切り替えます。こちら右側のボックスはカメラオブジェクトの修正パネルです。
3.レンズが28mm、視野が72.556度
大体あってますね。
実際には28mmで75度 標準レンズと言われる50mmで46度、100mmで24度とされているらしいので、標準で合わせてカラクリを理解してみましょう。
max_cameraset_01
一番最初のドロップダウンリストでカスタムに戻して、ピクセル寸法を合わせます。
写真フィルムサイズの360、240にして口径幅を35.32にします。
視野角に46度と入力。レンズが50.002にまで合わせる事が出来ます。
ちなみにmaxのリファレンスにはレンズ50mmで水平画角46度と記載してあるのですが、これは間違いなのでは?と思います。
水平で40度、対角46度、上下で27度ぐらいが理想らしいので、惑わされないでください。
この記述もあくまでご参考までに…という事で。
ドロップダウンリストでその出力サイズを合わせておくと、まずその誤差に惑わされる事はないでしょう。
写真繋がりと言う事で一枚写真を。
c33_hibiya
日比谷公園にてmamiyaで撮影。鎖にフォーカス。



コメントを残す