Walking A Time-lapse -Original Special Equipment-

2013 Tokyo Japan. Walking A Time lapse. – Original Special Equipment – from Hajime Koyasu on Vimeo.

もうこれも撮り始めてから、3年ほどになるだろうか。

今まではカメラが奥に進んで行く
ドリータイムラプスに拘っていた。

そもそも撮り始めていた頃は、
カメラが動きながら「タイムラプス」
という事自体が皆無に近かったのだが、
撮影をしていく中で、チラホラと特殊機材を使った
横移動のタイムラプスが動画投稿サイトに増えて来た。

それもレールの長さが少ししか取れない為に、
手前に木を置いたりナメモノを配置して
どうにか視差を作り、カメラ動いているんだぜ!
というものばかり。

そんな中、
横移動もダイナミックに動かせる手法を思いつき、
撮影機材を自作して撮影し始めたものが今回には多く入っている。

自分が撮影した手法は、
多分彼らと違う撮影のタイプを取っているので、
装備も軽量。一人で撮影出来るものばかり。

ただ、今回のは外人がとても話しかけてくる。
「この撮影は凄いな。実際どういった結果になるんだ?」
的な。

撮影中なだけに、数秒間隔で撮影されて行くカメラを前に、
集中力が切れてしまう。

そこだけが、ネックかなと。

そんな中、海外には同じ様な興味をもっていて、
動画投稿サイトにも似た人が沢山出て来て面白いなぁと思う。

流行ってきた様だし、そろそろこれも終わりにして、
新しい事を模索しようかな、と思う今日このごろ。

そして、自分はCG屋だしな、でも映像屋だしな。

と、思いが交錯する今日このごろ。

そうだ、そもそもはスターウォーズのメイキング。

森の中でのチェイスシーンで、背景を撮影する為に
森の中を前に進みながらフィルムで撮影し、
それを背景として使ったという記事から、
自分は違う形でそれを表現してみたいと思ったのがキッカケ。

そして浅はかにも、誰も見た事がない特殊撮影が評判になって、
こういう事が好きなデビッドフィンチャーの目に止まらないかな(笑
なんて淡い期待を持って撮影していたが、有ろう事かソーシャルネットワークで
移動タイムラプスが出てビックリ。

嬉しくもあり、なんとなく残念な事もあり…と。

ただ、そんな心情の起伏はどうでも良く、
独りで撮影する、という事と
自分が見た事が無い画を自分でやってみる。
という事に情熱を傾けれる瞬間がいつも楽しくて仕方ない。



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