宇宙戦争…海外映像技術
先週公開日に宇宙戦争を観てきました。
戦争というより、やりたい放題、散らかしたい放題で凄かった。
自分がCG屋である以上、その出来に目がいってしまう。当たり前なんですけどね
そして最近cinefexという海外のSFX専門誌を見させていただいているのですが、なんか悔しい。
見れば見るほど何か自慢されているような気にすらなる。
分かっちゃいるんだけど悔しい、チクショー。
多分根本が違うのかもしれない。
CGを表に出してやってますというのでは無いんですよね、なんか。
それはCGを全面に出している作品は多々ありますけど、僕が一番悔しく思うのはそこ以外のところだったりする。
さらりとCGを使っていて、うわっ!ここCGだったのか!なんて思わされて、そこがさらに悔しい。
という事で自分の目標を5段ぐらい上げる事に決めました。だって悔しいから。
さらりCGを目指して。
ナンチャンを探せ、レベル50ぐらいの(最高レベルっていくつでしたっけ?)
↑
これは勢いでいいましたけど、意味はちょっと違います。
視覚効果ですね、まさに。CGデザイナーというあやふやな肩書きはやめようかな…。
と言う事でやっぱ凄いよ海外は…という発想は無くそうと誓ったのだ。
今更なに言ってるの?と思われるかもしれないですけど、気付いていない人は案外いるのかもしれない…と思ったりしました。
被写体ではない所をいじると夢がひろがりそうだな。
日本のVFXの問題点は、
特撮技術の成熟をないがしろにして
ゴジラ的な子供騙しを“味”と称してもてはやした挙げ句に、
分けも判らずCGに移行しちゃったってのが大きいんですよ。
つまり、『基本がまったくなってない』ってことです。
ちなみに僕の名刺の肩書きは『視覚効果制作』です。
お疲れ様です
今改めて拝見させていただきました。
ちょっと嬉しい気持ちになりました。
僕はまだまだ現状について勉強不足ですが、いいものは作ろうという信念は持っているつもりです。
しかしながら今のウチに自分の気持ちの中だけでもCGの重要性や必然性を改めて考えておかなければ、と思いました。
今度また何かの機会にお酒でも飲みながら色々教えてください(先日は帰ってしまってすいません…)